仮想通貨

ドイツ投資ファンド、マイニングに特化したファンドを設立

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記事概要

ドイツのオルタナティブ投資ファンドXolaris Service(ゾラリスサービス)が、ビットコイン採掘業にフォーカスしたプライベートエクイティファンドを立ち上げた。

引用元:ドイツの投資会社が仮想通貨マイニング業に特化したファンド立ち上げ ビットコイン相場低迷の中

ビットコイン価格が低迷している中(2018年12月2日時点)、2018年11月29日にファンドの設立が発表されました。

仮想通貨市場全体の価格低迷によって、マイニング事業は採算が取れなくなっており撤退が相次いでいます。

そんな中での今回の投資ファンドの設立で、仮想通貨市場への旺盛な投資欲求が浮き彫りになっていると考えられます。

 

今回のファンドは何を対象にしているの?

今回のファンドが対象にしている投資対象は、ビットコインのマイニング事業です。

同ファンドの最小投資参加額は25万ユーロ(約3230万円)で、全体の発行額は3000万〜5000万ユーロ(約39億〜65億円)が予定されている。まずスウェーデンにある仮想通貨マイニング施設の拡大に投資する予定という。

引用元:ドイツの投資会社が仮想通貨マイニング業に特化したファンド立ち上げ ビットコイン相場低迷の中

最小投資額が3230万円となっており、仮想通貨市場の投資案件は一般の個人投資家というよりも機関投資家や一部のプロ個人投資家にしか公開されていないように思われます。

 

どんなリスクが考えられるの?

仮想通貨のマイニングに関して考えられるリスクを大別すると、以下の3点です。

  1. 毎日公示される市場規模と取引価格とのギャップ
  2. 電気料金上昇等によるランニングコスト上昇
  3. ハッキングされること

1.毎日公示される市場規模と取引価格とのギャップ

仮想通貨市場は1日で取引価格が大幅に上下します。
参考記事:ビットコイン急落!米著名ブロガーのビットコイン売り声明

ボラリティ―が非常に高いため、特定の時間に発表されるビットコインなどの市場規模(時価総額)とリアルタイムで取引される取引価格では大きな差があります。

公示価格でマイニングする仮想通貨を決めてしまうと、頻繁に起こる暴落で採算が合わなくなる可能性が非常に高くなります。

今回のファンドはビットコイン採掘にのみ特化しているので、非常にリスキーだと考えられます。

ただし、公示価格と取引価格ギャップに付随するリスクは技術発展によって限りなく抑えることが可能になるかもしれません。
参考記事:市場規模に合わせて取引価格を毎秒追跡する技術

 

2.電気料金上昇等によるランニングコスト上昇

マイニングを行う際には必ず電気料金などの必要経費に関わるリスクにもシビアになる必要があります。

仮想通貨採掘に関わるランニングコストの中で一番高い比率になるのが電気料金です。

電気料金の価格決定要素には、石油価格や地震・台風などの地政学的なリスクなど、様々な要因が関わってきます。

そのため、目に見えないリスクとの戦いとなってしまい、いつ突発的に破綻するかわかりません。

3.ハッキングされること

仮想通貨は電子記録である以上、常にハッキングの脅威にさらされます。

マイニング事業はハッキングリスクとの戦いでもあります。

電子機器を使って、電子情報をマイニングする事業特性は、特にマルウェアの攻撃対象と見なされやすいです。

セキュリティーソフトとマルウェアの戦いも不毛なものとなっており、セキュリティーソフトを常に新しい状態に保ってもすぐに新しいマルウェアが登場します。

このリスクも突発的に事業破綻する可能性のあるリスクといっても過言ではないでしょう。

 

まとめ

ドイツでビットコイン採掘事業に特化したファンドが設立されました。

最低投資額が約3230万円となっており、仮想通貨市場は現物取引やFXでもない限り小口の投資家はこういった投資案件に乗ることは難しいでしょう。

また、マイニング事業には様々なリスクがあり、ドイツ初のファンドの収益性が今後どうなっていくのか、僕を含めた全投資家が注意深く見守っていく必要があるでしょう。

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